トモハッピーは話題のビジネス系リアリティ番組である『令和の虎』の出演者としても有名ですが、某事件によってさらに知名度が悪い意味でも上がってしまった人物でもあります。
そこから、年収などの情報も各種SNSやネット上の情報を介して錯綜するようになり、とりあえず「あいつは年収がやばい!」といった声も聞こえてくるぐらいです。
そこで、今回は本当のトモハッピーの年収がどうなっているのかを具体的にチェックしつつ、ネット上で錯綜している情報がどうしてそうなっているのかもまとめていきます。
トモハッピーの年収がやばいって本当?
SNSやネット上では年商が億単位であるとか、はたまた60億円はあるとかすさまじい数字が並んでいますが、これらの情報は正確なのでしょうか?
各種情報をチェックして、真偽を確かめていきます。
【年収は公表されていない】
結論から記載すると、年収は公開されていません。
そして、億単位になっている可能性も低いと予想しています。
年収が公開されていないので推測になるのですが、多くても3000万円ぐらいであの事件により2022年以降は3桁の可能性もあるといったところでしょう。
それらの推測や考察については筆者が年収に関する情報をいろいろとチェックしたので、以下にまとめます。
- トモハッピーは、マジック:ザ・ギャザリングの専門店『晴れる屋』の経営者であり、2021年には年商が60億円に達したと自身のYouTubeで発言しているが利益率は不明
- それだけ稼いでいるのなら役員報酬や株主配当として1000万円以上はもらっている可能性が高い
- トモハッピーは、YouTubeチャンネル『トモハッピーTomohappy』を運営しており、登録者数は12.4万人(2023年4月下旬現在)いて、動画による収入がある
- 一般的に登録者数約10万人のチャンネルでは、月収30万円から200万円程度の広告収入があると言われている
- 幹部を除いた社員の年収が1000万円行かないぐらいとのことなので、代表取締役ならば確実にもっともらっているはず
- トモハッピーは、YouTubeチャンネル『令和の虎CHANNEL』にも出演しており、起業家や夢を持つ人に投資する番組で希望額の投資をしてもらっているためこういった収入もある
- 2022年の事件からマジック:ザ・ギャザリングの専門店『晴れる屋』の役員報酬と株主配当を受け取らないと発表し、2022年6月には代表取締役社長を辞任したため年収は確実に下がる
【代表取締役社長を辞任や報酬を受け取らないって何したの?】
2021年までは順風満帆で1000万円以上の収入が間違いなくあったトモハッピーですが、2022年の事件によってその状況が一変します。
その事件とはビジネス系リアリティ番組『令和の虎』の出演者達が賭けポーカーを行っていた疑惑です。
この疑惑は2022年2月14日にZ李がTwitterで違法賭博の賭けポーカー『令和の虎』メンバーがしていることを現場写真やメーバーリストなどとセットで公開したことが始まりです。
そのメンバーリストにトモハッピーが載っていました。
上記の動画がその賭けポーカー騒動が発生した次の日のものであり、そこで明確に「10回以上にわたって賭けポーカーを遊んでいた」と認めたものです。
そこでの清算としてなのか、役員報酬と株主配当を受け取らないと発表したのですが、大炎上しており最終的に代表取締役社長の辞任にまでつながりました。
2022年2月に違法賭博への参加を告発され書類送検まで行きましたが、最終的に不起訴となっています。
しかし、失われた信頼は非常に大きく、知名度という意味では爆発的に世の中に広がっても、それが動画再生数につながることはほとんどありません。
動画再生数の著しい減少や役員報酬などのことを加味して、これからの年収は確実に減ってくるでしょう。
トモハッピーの年収がすさまじい数字で書かれていた理由は?
次はSNSやネット上で年商が億単位であるとか、はたまた60億円あるといった書き込みをされていた理由についてまとめていきましょう。
【年商と年収を勘違いした可能性大!】
こちらの動画のタイトルは『【年商60億円】本社オフィスを大公開するカード屋社長 Hareruya Office Tour』で、本社オフィスを公開している動画となっています。
ポイントはこの『年商60億円』の部分です。
これを年商ではなく年収と間違ってしまったという人が少なからずいると思われます。
口頭で年商と言われると誤って年収に聞こえてしまったといった説もありますが、とにかくこの部分を年収とすげ替えてしまうことで年収60億円というとんでもない数字が出てきたのでしょう。
個人的な見解ですが、年収という言葉は一般の方でもかなり聞くけど年商という言葉はあまり聞きません。
経理などの一部の人たちには馴染みはあるけど、聞かない人はあまり聞かない言葉でもあるので、そういった状況から間違えてしまった人もいると思っています。
【年収が億には届いていない?】
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「年商が60億円もあるのなら社長のトモハッピーの年収は1億を超えているに違いない!」という気持ちを抱くのも正直わかります。
しかし、現実的に億を超えるのはちょっと厳しいでしょう。
基本的な収入の考え方として、動画関連のものもありますが株主配当や役員報酬がまず考えられます。
役員報酬は資本金が大きいほど利益額も大きくなるので増加する傾向にあり、資本金が1億を超えているのなら役員報酬だけでも1000万円は超えてくるでしょう。
しかし、マジック:ザ・ギャザリングの専門店『晴れる屋』は資本金900万円の会社なのでちょっと難しいと思います。
さらに、多額の投資や店舗の増加も行っているという背景もあるので、年商60億円だから年収も激増にはなりにくいと考えられるのです。
トモハッピーの動画って今どうなっているの?
ユーチューバーでもあるトモハッピーの年収は動画再生数も大きく関わっており、動画再生数が稼げる状況が整っているのなら、役員報酬や株主配当がなくても十分にやっていけます。
そこで、あの事件の後でもユーチューバーとして活動しているトモハッピーの動画状況もまとめていきます。
【今はかなり苦しい】
結論を記載するとめちゃくちゃ厳しそうです。
上記の動画は2023年3月18日に公開された動画、すなわち動画投稿から1ヶ月以上経過したものなのですが、再生回数は2万回に到達していません。
これは過去に数十万再生の動画をいくつかアップしていた人の内容とは思えませんし、あの騒動で人がめちゃくちゃ離れた可能性が高いです。
知名度を上げるためにブレイキングダウン6に応募するなどいろいろとやっていますが、上向きにはなっておらず、大苦戦しています。
【騒動後に動画再生数は減った?】
賭けポーカー事件での謝罪動画を出したのは2022年2月15日です。
この騒動の前である2022年2月6日の上記の動画は10万再生を超えていました。
しかし、騒動後の動画はブレイキングダウンに応募した動画を含めて3万再生を超える物すらほとんどなく、動画再生数が高くなっているのはあの騒動がらみの動画ばかりです。
チャンネル登録者は増えているようですが、動画再生数や勢いといった点を考慮したら失速していると考えていいでしょう。
これは動画による広告収入的にも非常にきつくなりそうです。
まとめ
今回はトモハッピーの年収についてネット上でいろんな意見があったので、本当のところは銅なのかをチェックしてきました。
2022年の賭けポーカー事件が発生するまでは、年収で確実に1000万を超えていたでしょうが、あの騒動でいろんな物を失った状態にあるので2023年からはかなりキツそうなことがはっきりしました。
ブレイキングダウンに応募して名前を売ろうとしたようですが、そちらの動画もほとんど伸びていなかったのでかなり苦しそうです。