RIZIN40で3度目の対戦となる『堀口恭司選手』 vs 『扇久保博正選手』の試合結果を調査するとともに、3度目の対戦ということで、『堀口恭司選手』と『扇久保博正選手』の戦績と強さを比較分析しようと思います。
堀口恭司(ほりぐちきょうじ)の戦績
『堀口恭司選手』は、アメリカで最大の総合格闘技団体であるUFCのタイトルマッチまで行った選手であり、MMAでパンダム級最強選手の一人になります。
その『堀口恭司選手』の戦績は下記の通りになります。
【戦績】: 31勝5敗(2023年1月現在)
勝率が高く、獲得タイトルは下記の通り、主にフライ級(-57kg)、パンダム級(-61kg)の選手になります。
【獲得タイトル】: RIZINパンダム級王者
第7代Bellator世界バンタム級王者
第9代修斗世界バンタム級王者
所属は、 2018年に亡くなった山本“KID”徳郁主催のKRAZY BEEから世界的な強豪か集うATT(アメリカントップチーム)に移籍しました。
那須川天心選手とキックボクシングルールで過去に試合したことがあり、その際は判定の末負けています。
【キックボクシング戦績】: 1敗
【堀口恭司(ほりぐちきょうじ)の戦績詳細】
アマチュア修斗では、圧倒的な強さを見せ、プロデビューは2010年5月9日になり、戦績の詳細は下記の通りになります。
- 2010.5.9 vs 川名蘭輝 5R 判定勝利 ○【修斗 龍争虎闘 Vol.3】
- 2010.8.7 vs 石橋佳大 1R TKO勝利 ○ 【修斗 SHOOTO GIG TOKYO Vol.5】
- 2010.12.18 vs 赤尾セイジ 2R KO勝利 ○ 【修斗 THE ROOKIE TOURNAMENT 10 FINAL】
- 2011.4.29 vs 細井鷹飛呂 1R KO勝利 ○ 【修斗伝承 2011】
- 2011.7.18 vs 根津優太 1R KO勝利 ○ 【修斗 SHOOTOR'S LEGACY 03】
- 2011.9.23 vs 直撃我聞 2R TKO勝利 ○ 【修斗 SHOOTOR'S LEGACY 04】
- 2012.1.8 vs 上田将勝 5R 判定負け ● 【修斗 サバイバートーナメント決勝】
- 2012.3.10 vs 徹肌ィ郎 1R KO勝利 ○ 【修斗】
- 2012.7.16 vs 井上学 5R 判定勝利 ○【修斗】
- 2012.12.24 vs イアン・ラブランド 5R 判定勝利 ○【VTJ 1st】
- 2013.3.16 vs 扇久保博正 2R 1本勝利 ○【修斗世界フェザー級チャンピオンシップ】
- 2013.6.22 vs 石渡伸太郎 5R KO勝利 ○【VTJ 2nd】
- 2013.10.19 vs ダスティン・ペイグ 2R TKO勝利 ○ 【UFC 166】
- 2014.5.10 vs ダレル・モンタギュー 5R 判定勝利 ○【UFC Fight Night】
- 2014.9.20 vs ジョン・デロス・レイエス 1R TKO勝利 【UFC Fight Night】
- 2015.1.3 vs ルイス・ゴーディノ 5R 判定勝利 ○ 【 UFC 182】
- 2015.4.25 vs デメトリアス・ジョンソン 5R1本負け 【 UFC 186】
- 2015.9.27 vs チコ・ケイミュス 5R 判定勝利 ○ 【UFC Fight Night】
- 2016.5.8 vs ニール・シーリー 3R 判定勝利 ○ 【UFC Fight Night】
- 2016.11.19 vs アリ・バガウティノフ 3R 判定勝利 ○ 【UFC Fight Night】
- 2017.4.16 vs 元谷友貴 2R 判定勝利 ○【RIZIN】
- 2017.7.30 vs 所英男 1R KO勝利 ○【RIZIN】
- 2017.12.29 vs ガブリエル・オリベイラ 1R TKO勝利 ○ 【RIZIN】
- 2017.12.31 vs マネル・ケイプ 3R 1本勝利 ○ 【RIZIN】
- 2017.12.31 vs 石渡伸太郎 2R KO勝利 ○【RIZIN】
- 2018.5.6 vs イアン・マッコール 1R KO勝利 ○【RIZIN】
- 2018.7.29 vs 扇久保博正 2R 判定勝利 ○【RIZIN】
- 2018.12.31 vs ダリオン・コールドウェル 3R 1本勝利 ○ 【RIZIN】
- 2019.4.21 vs ベン・ウィン 1R KO勝利 ○【RIZIN】
- 2019.6.14 vs ダリオン・コールドウェル 5R 判定勝利 ○ 【Bellator】
- 2019.8.18 vs 朝倉海 1R KO負け ● 【RIZIN】
- 2020.12.31 vs 朝倉海 1R TKO勝利 ○【RIZIN】
- 2021.12.3 vs セルジオ・ペティス 4RKO負け ● 【Bellator】
- 2022.4.23 vs パトリック・ミックス 5R 判定負け ● 【Bellator】
- 2022.9.25 vs 2R 1本勝ち 金太郎 ○ 【RIZIN】
堀口恭司(ほりぐちきょうじ)の強さを調査!
『堀口恭司選手』の強さは、パンダム級では圧倒的な強さがあり、RIZIN、Bellatorでは王座にも輝いています。
バックボーンは、伝統派空手ですが、MMA(総合格闘家)選手であり、キックボクシングで無敗のままボクシングに転向した那須川天心選手も過去に試合をしたことがあります。
その那須川天心選手が『堀口恭司選手』は、過去にスパーリングをしたことがあり、こんな選手が日本にいるのかというほど強かったという印象のようです。
『堀口恭司選手』の勝ちパターンは下記の通りになり、
【KO勝利】:15
【1本勝利】:4
【判定勝利】:12
※ 2022年12月現在
バックボーンが伝統派空手になるので、打撃での勝利が多く、1本勝利は少ないので、打撃でほぼ試合が決定する試合運びが多いようです。
大概、総合格闘家は、キックボクシングの試合に出るとキックボクサーに歯がたたないことが多いですが、『堀口恭司選手』は、那須川天心選手とキックボクシングの試合で、レベルの高いをしていました。
総合格闘家でありながら、打撃も王者レベルの選手であり寝技でも過去にUFCで、デメトリアス・ジョンソンに1本負けした以外にはないので、寝技もレベルが高い選手になります。
扇久保博正(おうぎくぼひろまさ)の戦績
『扇久保博正選手』は、RIZINバンタム級JAPANグランプリでは、井上直樹選手、朝倉海選手に勝利を収め、優勝を飾っています。
『扇久保博正選手』の戦績は、下記の通りになり、トップ選手であることは間違いないですね。
【戦績】: 25勝7敗(2023年1月現在)
勝率は、『堀口恭司選手』なみになり、同様に修斗出身の選手になります。
フライ級(-57kg)、パンダム級(-61kg)の選手で獲得タイトルは、下記の通りになります。
【獲得タイトル】: 修斗世界フライ級王者
修斗世界バンタム級王者
RIZINパンダム級グランプリ優勝
主要な団体でのタイトルはなく、RIZINバンタム級JAPANグランプリでは優勝はしましたが、RIZINのパンダム級でのベルトではなく、『堀口恭司選手』の挑戦権のような大会で、『堀口恭司選手』との戦績は下記の通りになります。
【戦績 vs 堀口恭司】: 0勝3敗(2023年1月現在)
『扇久保博正選手』は、実力者ですが、『堀口恭司選手』はレベルがちょっと違う次元にいるように感じます。
【扇久保博正(おうぎくぼひろまさ)の戦績詳細】
プロデビューは、2006年10月になり、詳細は下記の通りになります。
- 2006.10.1 vs マイク・ハヤカワ 2R 判定勝利 ○【修斗】
- 2007.3.4 vs 矢作尚紀 2R 判定勝利 ○【修斗】
- 2007.6.30 vs 太田悟 2R 判定勝利 ○【修斗】
- 2007.9.22 vs 田村和也 1R 1本勝利 ○【修斗】
- 2007.12.8 vs 金山康宏 2R 1本勝利 ○【修斗】
- 2008.7.18 vs 田中ヒロユキ 1R TKO勝利 ○ 【修斗】
- 2008.11.29 vs 田澤聡 5R 引き分け △ 【修斗】
- 2009.3.20 vs 徹肌ィ郎 5R 判定勝利 ○ 【修斗】
- 2009.10.18 vs 岡嵜康悦 5R KO負け ● 【修斗】
- 2010.5.30 vs エドゥアルド・ダンタス 3R 1本負け ● 【修斗】
- 2010.9.23 vs 田澤聡 5R 判定勝利 ○ 【修斗】
- 2011.4.3 vs 松本輝之 5R 判定勝利 ○ 【修斗】
- 2012.1.8 vs 徹肌ィ郎 5R 判定勝利 ○ 【修斗】
- 2012.5.18 vs 岡嵜康悦 3R 1本勝利 ○ 【修斗】
- 2013.3.16 vs 堀口恭司 2R 1本負け ● 【修斗】
- 2014.2.23 vs 春日井健士 5R 判定勝利 ○ 【VTJ】
- 2014.6.28 vs カナ・ハヤット 1R 1本勝利 ○ 【VTJ】
- 2014.10.4 vs シーザー・スクラヴォス 5R 判定勝利 ○ 【VTJ】
- 2015.11.29 vs 猿田洋祐 5R 判定勝利 ○ 【修斗】
- 2016.4.23 vs 菅原雅顕 5R 1本勝利 ○【修斗】
- 2017.4.23 vs ダニー・マルティネス 5R 判定勝利 ○ 【修斗】
- 2017.10.15 vs オニボウズ 1R 1本勝利 ○ 【修斗】
- 2018.7.29 vs 堀口恭司 2R 判定負け ● 【RIZIN】
- 2019.5.6 vs 清水清隆 4R 判定勝利 ○ 【修斗】
- 2019.7.28 vs 元谷友貴 3R 判定勝利 ○ 【RIZIN】
- 2019.12.31 vs 石渡伸太郎 3R 判定勝利 ○ 【RIZIN】
- 2020.8.10 vs 朝倉海 1R TKO負け ● 【RIZIN】
- 2020.11.21 vs 瀧澤謙太 3R 判定勝利 ○ 【RIZIN】
- 2021.6.13 vs 春日井 寒天 たけし 3R 判定勝利 ○ 【RIZIN】
- 2021.9.19 vs 大塚隆史 3R 判定勝利 ○ 【RIZIN】
- 2021.12.31 vs 井上直樹 3R 判定勝利 ○ 【RIZIN】
- 2021.12.31 vs 朝倉海 3R 判定勝利 ○ 【RIZIN】
- 2022.9.25 vs キム・スーチョル 3R 判定負け ●【RIZIN】
- 2022.12.31 vs 堀口恭司 3R 判定負け ● 【RIZIN】
修斗が主戦場になり、壁は常に『堀口恭司選手』といったところでしょうか?
トップ戦線にいるのは確かですが、後1歩先が欲しい戦績に感じますね。
扇久保博正(おうぎくぼひろまさ)の強さを調査!
『扇久保博正選手』の強さはどうなのかということで、バックボーンは極真空手になり、『堀口恭司選手』も空手になりますが、スピードが『堀口恭司選手』はレベルが違うように思えますね。
『扇久保博正選手』の勝ちパターンは、下記の通りになります。
【KO勝利】:1
【1本勝利】:6
【判定勝利】:18
※ 2023年1月現在
バックボーンは空手になりますが、KO勝利が少なく、判定勝利が圧倒的に多いのが気になりところですね。
1本での勝利は、KO勝利より多く、強い選手ですが打撃も寝技も突出しているわけでもないということが言えますね。
負けパターンは、下記の通りになります。
【KO負け】:2
【1本負け】:2
【判定負け】:3
※ 2023年1月現在
RIZINバンタム級JAPANグランプリ優勝をしてますが、印象的には2番手のイメージがある選手になり、KO勝利や1本勝利などを見たいところですね。
【結果速報】堀口恭司 vs 扇久保博正 勝ったのは?
RIZIN40の日時は下記の通りになり、総合格闘技団体のBellatorとの対抗戦になります。
【日時】:2022年12月31日
勝者は、下記の通りになり、『堀口恭司選手』の強さが際立っていますね。
【勝者】:堀口恭司